
田舎暮らしと収入をテーマにしたシリーズの2回目です。
前回は、田舎で収入を得る手段という視点から田舎でできる仕事を網羅的に紹介しました(→)。
今回はそれを補足する形でもうひとつ、「投資」という手段について少し掘り下げて考えてみたいと思います。
今や投資は避けて通れなくなっているからのう
その前に田舎で収入を得る手段としてなぜ投資が選択肢に入るのか、という疑問に対してお答えしておきたいと思います。
理由は簡単です。これからはいつ何があるかわからない不確実な時代だからです。そしてそうである以上、収入の手段は複数確保しておくのが賢明だからです。
とはいえ、投資については不労所得であるなどとして毛嫌いする人も多いのではないでしょうか?
じつをいうとかつての私もそのひとりでした。けれど、いくつかの理由から最近は必ずしもそうとはかぎらないのでは、という考えに変わってきました。
どういう理由で変わったのか、以下、それについて少し詳しく記してみます。
投資がなぜ嫌われるのか?
一般に投資を嫌う人の多くはこう考えています。
1、リスクが大きい
2、不労所得である
3、他人の労働を搾取する
こうした見方に対する私の今の考え方は以下の通りです。

1、リスクが大きい
高度経済成長時代やバブル時代であれば、そう考えるのも無理はありません。なにもリスクを冒さなくても真面目に働いていれば、収入は右肩上がりで増えたのですから‥。
けれど、今は低成長の時代です。しかも先行きも不透明です。つまり、いつ会社が倒産してもおかしくない時代だということです。そうしてもし会社が倒産すれば誰もが次の日から失業者になってしまいます。
加えるに変化の激しいこれからの時代、転職先を探そうにも今まで身に付けた知識や技術がそのまま通用するとはかぎりません。その意味では、会社勤めだから自分はリスクとは無縁である、とはもはやいえないのではないでしょうか。
もちろん、投資の場合、損失が出るという意味でのリスクはあるでしょう。けれどそれで一文無しになるなどということは少なくとも慎重にやっているかぎり、通常ありえません。万が一そうなったとしたなら、それはやり方が間違っていたか、慎重さに欠けていたせいです。
投資はそもそもギャンブルではありません。たしかに似ているところはありますが、基本的にはまったく別物です。したがって投資で一文無しになるなどということはよほど無謀なことでもしないかぎり、まずないといえるでしょう。
2、不労所得である
そもそも不労所得とは一体何を意味するのでしょうか?
若いころ、血のにじむような努力をして成功した人が余生を働かず暮らすのも不労所得とよぶのでしょうか? 若いころ懸命に働いた老人が得る年金も不労所得として非難の的になるのでしょうか?
その昔、広告ビジネスは虚業としてさげすまれていた時代がありました。何の実質的な価値もうみださないにもかかわらず、広告料という名目で上前をハネるだけの寄生的なビジネスという意味でそうよばれていたのです。だとしたら、広告業界で働くことは不労所得を得ることなのでしょうか?
また証券会社で働くことはどうなのでしょうか? パソコン画面とにらめっこしながら、株の売り買いをするファンドマネージャーの報酬は不労所得なのでしょうか?
会社に通勤して朝から晩まで働くからそれは不労所得ではないとしたなら、同じくパソコン画面に張りついて朝から晩まで、知恵を絞りながら懸命に株の売り買いをする投資家のそれだけを不労所得として区別するのは果たして理にかなっているのでしょうか?
3、他人の労働を搾取する
これももっともな理由です。
けれど、ここで忘れてならないのは、今のご時世、他人の労働を搾取しない仕事などいったいどれだけあるのか、ということです。その象徴といえるのが、いわゆるブラック企業です。とりわけ、それらの会社の経営陣は自社の従業員や関係者を搾取することで生計を立てています。
また大企業の社員は多くの場合、下請けを搾取することで高給を得ています。その意味で、大企業の仕事もある種の搾取ビジネスといえるかもしれません。
そもそも実業を尊ぶ昔ながらの考え方からすれば、商業やサービス業などの第三次産業はみな虚業です。農業などの第一次産業、製造業などの第二次産業こそが実体的な価値を生み出す実業であり、第三次産業はその上に寄生し、価値をかすめとる仕事でしかないということになるからです。
そうした視点からみれば、現在、日本における就労者の半分以上を占める第三次産業の仕事は多かれ少なかれ、みな搾取ビジネスといえるのではないでしょうか?
このように考えると、世間一般でいう「真っ当な仕事」の多くがいわれるほど真っ当なものではないし、むしろそれらのかなりの割合が多かれ少なかれ虚業的、搾取的なものであり、そこでの報酬も不労所得に近いものとみなされる可能性があります。
また、そうであれば、投資だけを搾取ビジネスといって非難するのは理屈に合わないし、さらにそうであるなら何も投資だけを毛嫌いする必要もない、という結論になるのではないでしょうか?
投資は金融経済から実体経済へお金を還流させる手段にもなる
ここでもうひとつ理由を挙げるとすれば、現在の日本経済におけるお金の偏在という問題があります。
日本経済が1990年代のバブル崩壊後の低成長から抜け出せないでいるのは、経済の血液であるお金が金融部門にばかり流れ、実体経済に流れていないからです。金融部門にはお金があふれる一方で、実体経済部門ではその流れが涸れてしまっているのです。
であるなら、金融部門に閉じ込められたお金を救い出し、実体経済に還流させることが何よりもいま求められているのではないでしょうか? またそれこそが喫緊の課題なのではないでしょうか?
では、金融部門からお金を救い出すにはどうするか、といえば、一番手取り早いのが投資です。投資という手法を使えば、金融部門にだぶついたお金を効率よく引き出すことができるからです。そして、それを実体経済に回すことによって経済の活性化を図ることができるはずです。
こうしてみると、投資は今の経済の歪みを是正するひとつの方法になりうるように思われます。もちろんこれは、投資で儲かったお金をすべて再投資に回すのではなく、できるだけ実体経済に還元するという前提での話ですが‥。
奪われた財宝を市民の手に取り戻す義賊みたいなもんじゃのう
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以上が、私が投資に対する考え方を変えた理由です。
そんなわけで、今の私は田舎暮らしにおける収入確保の手段として投資という選択肢は当然ありうるというだけでなく、日本経済の活性化のためにはむしろ積極的に行うべき、とさえ考えています。
では、田舎暮らしと両立できる投資にはどんなものがあるのでしょうか?
ここでおすすめしたいのは不動産クラウドファンディングです。
不動産クラウドファンディングとは?

不動産クラウドファンディングは、複数の投資家から資金を集め、それをもとに不動産運用を行い、そこから生まれた売却益(キャピタルゲイン)や家賃収入(インカムゲイン)を投資家に分配する投資方法です。
通常、不動産投資は最低でも何百万円もかかりますが、不動産クラウドファンディングなら1万円〜10万円程度の小額から始められますので、投資が初めてという人にもおすすめの投資方法です。
また不動産の登記や入居者の管理など運用にともなう面倒な部分はすべて運営会社が代行しますので、誰でも気軽に行えるのも大きな魅力です。
以下、おすすめの不動産クラウドファンディング会社をご紹介します。
COZUCHI


1万円からあなたも大家に!「ほったらかし」でとっても楽チン! 最大 利回り20%
COZUCHIは「想いと豊かさを循環させる不動産投資」をコンセプトとした、ミドルリスク・ミドルリターンの不動産投資型のクラウドファンディングサービスです。
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強み
多彩な商品
安定した家賃収入からの配当が見込めるインカムゲイン型はもちろん、物件の売却益を得るキャピタルゲイン型など、ユニークなファンドが多数あります。
徹底した情報開示
物件画像、所在地や物件情報はもちろんのこと、その物件の強みやリスクヘッジをどう考えて運用や売却をしていくのか、そのストーリーを投資家に開示します。
いつでも換金可能
投資期間中に現金が必要となった場合は、マイページの換金申請から手続きをすることでいつでも換金可能です。
高頻度の新規ファンド公開
2週間に1つのペースで様々なパターンの新規ファンドが公開される予定です。
「ほったらかし」でとっても楽チン!不動産投資クラウドファンディング【COZUCHI(コヅチ)】
TECROWD(テクラウド)


1口10万円から投資ができる国内・海外の不動産クラウドファンディング
TECROWD(テクラウド)は、新興国のオフィスビルやレジデンス、国内の障害者施設などをメインに扱う社会貢献意識の高いユニークな不動産クラウドファンディングサービスです。
おススメポイント
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●年利7〜11%強の高利回り
●元本毀損・配当遅延は一度もなし!
強み
投資しながら社会に貢献できる
投資先物件は新興国のオフィスビルやレジデンス、国内の障害者施設などがメイン。投資することでその国経済成長を後押ししたり、日本社会への貢献活動ができます。
高利回り
TECROWDが扱うのは主に経済成長が著しい新興国の不動産案件。そのため高い収益性が期待できます。
日本の建設会社が品質を管理
TECROWDの運営会社で日本の建設会社であるTECRAが工程および品質を管理。運営会社が直接施工するためどれも信頼性の高い物件となっています。
1口10万円から投資ができる国内・海外の不動産クラウドファンディング
大家ドットコム


「大家」は大変なんて、もう古い考え方
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1万円からの小額投資が可能。1万円というのは業界でも最安値。初心者でも気軽に始められます。また年6回配当が受けられます。
STOスキームによって持分を他人に譲渡可能
大家どっとこむでは、STO(セキュリティトークンオファリング)というブロックチェーン技術を使った新しい仕組みを採用しています。これにより自分の持分をトークンとして保持できるとともに途中で他社に譲渡することも可能になります(ただし、契約そのものは途中解約できません)。
高い信頼性
大家どっとこむの運営元である株式会社グローベルスは、1996年から不動産事業を営む老舗企業です。不動産クラウドファンディング事業歴はまだ浅いものの、不動産事業に関するノウハウには定評があるため、信頼性は比較的高いといえるでしょう。実際、14年連続元本評価割れなしという実績もあります。
FX
おまけとしてFX(外国為替証拠金取引)も挙げておきます。FXは初心者にはややハードルが高い投資方法ですが、近年、多くの人が投資の手段として活用するようになっています。ただし、くれぐれも慎重に行ってくださいね。


まとめ
田舎暮らしにおける収入確保の手段のひとつとして投資も選択肢に入ります。ここではそのひとつとして不動産投資型クラウドファンディングをご紹介しました。
不動産投資型クラウドファンディングは、(1)少ない資金からできる、(2)手間がかからず気軽にできる、という点でとくに投資が初めてという人におススメの投資手法です。
将来、田舎暮らしを考えている方は、この機会に不動産投資型クラウドファンディングをライフプランに取り入れてみてはいかがでしょうか?
考え方次第で田舎暮らしの幅も広がるということじゃの
掲載物件は売却済みの場合がございます。
またリンク先が消えている場合は売却済み、もしくは売却取下げのケースとなります。
さらにすでに新しい入居者が生活されている場合がございますので直接下見に行かれることは絶対におやめください。下見をご希望の際は必ずリンク先の不動産業者を通していただきますようお願い申し上げます。
【ご紹介している物件は広告ではありません】
ここにご紹介している物件は、いわゆる不動産広告ではありません(弊サイトでは転載元の不動産業者様から広告料などは一切受け取っておりません)。弊サイトの管理人が個人的に「これはよさそうだ!」と思ったものを、田舎物件をお探しの方の参考になるだろうという思いから勝手連的にシェアしているものです。したがって転載元の不動産業者様にはいかなる責任もないことをご理解の上、ご利用くださいますようお願い申し上げます。